渋井真帆の日経新聞読みこなし隊
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経済を考えるためのステークホルダーのフレームワークを身につける |
・そもそも読む価値 =比較的ある
→なんとなく新聞を読んでいる人には必読
・自腹で買う価値 =貸してもらえば良い
・読むのにかける時間=通勤電車で流し読み
タイトルは軽いが、内容はなかなか的は射ている。
日経紙で仕入れる知識を、ただばらばらな知識で終わらせずに自分の知恵とするにはどうしたらよいのか?その技法を提案しているのが本書である。
本書では、日経紙を読むときに、「WEB思考」と「三つの円」という二つの技術を念頭におきながら読むことを推奨している。
それは、要するに
1)「経済事象どうしの間にどんな因果関係があるのか?」疑問をもつ訓練をする。
2)それも無手勝流ではなく、「個人・政府・企業・に対してどんな影響があるのかという一定のフレームワーク」を頭に設定すると、因果関連を見つける助けになりますよ。
さらに、特別な知識がなくても、それらの行動主体は自分の「欲望」にしたがっている。いかに得したいか損したくないかを行動原理としているから難しく考えなくていいよ。 と、噛み砕いてざっくり語ってくれている。
というのが趣旨だ。
仕事上でもよくいるのが、
金融とか医療とかの人を相手にしていると、「そんな事知ってるよ、新聞に出てたよね」みたいな発言の人が多い。
でもその人に期待しているのは、知ってるから、だからどうなの?そこから何かその人なりの見識が欲しいわけだ。そこがバリューでしょう。でもそれがなかなか出てこないのだ。
ただなんとなく日経紙を読んで分かった気になっている人にはぜひとも読んで、自分の見識を語れるようになってもらいたい。。。
とはいえ自戒を込めてではあるが。。
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読みやすいが・・・ |
ちょっと変わった日経新聞入門書。文章が平易であり、具体的な記事の引用も多くて読みやすい。本書の指摘のように、ニュース相互のつながりを考えたり、ニュースを国家・個人・企業、それぞれの面でとらえなおして考えてみたりすることしは有意義だろう。但し、内容は深いとは言えない。
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経済って面白いと思えた |
経済、世界情勢にこれまで全く注意を払っていなかったため、いざ勉強しようと思っても、ちんぷんかんぷん。日経を勧められても、積読。
さるでもわかる経済書を探しても見つからず、そんな人にぜひお勧めしたい。初めて経済が面白いと思いました。
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日経新聞を題材に、思考法を磨く |
今までによくあった、「日経新聞の読み方」といった本とは一線を画した内容です。
新聞上の断片的な情報をつなぎあわせて、「立体的に」捉える。更には、その背後にある「人間の欲望」(つまりは「経済」)を読み取ろう、という内容です。
軸になるのは、国・企業・個人。記事の内容が、これら3つの面からどう捉えられるかを、自分なりに考えてみることが大事とのこと。
1.国
・日本、米国、中国の3国を軸に考える
・経済力、軍事力、政治力という3つの国力を軸に考える
2.企業
・主要な業界として、自動車、電機、通信、金融に注目する
・資金調達→生産→売上→配当 というフローを理解する
3.個人
・ポイントは、安全と豊かさ
日経新聞を読みこなすことが最終目的ではありません。日経新聞を題材に、情報を多面的・立体的に捉える方法や、思考方法を身につけることが重要であると、著者は述べます。それによって、ビジネスだけではなく、生活、更には人生に役に立つ、ということです。
記事を多用し、誰にもわかりやすい内容です。長年日経新聞をお読みになっている方にも、得るところは多いのではないでしょうか。
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多面的に世の中の変化を捉えよう。 |
ニュース、というより世の中の動きというものはその記事を一見するとただのニュースで
終わってしまいますが、実は様々な事柄が複雑に混ざり合って構成されています。
それを理解する際の考え方としてweb思考と三つの○を紹介しています。
要は単純に考えないでいくつか(三つくらいが考える範囲として適当)の軸を持ってニュース
を考えればより理解しやすいし、自分の日常に役立つのではないでしょうか。
毎日新聞を読んでいる人は多いと思いますが、全ての記事を覚えている人はいません。
普段から意識して、それぞれ関係性と将来性を考える癖をつけるべきですね。
他の人はどんな考え方で読んでいるのか気になったので買っただけでしたが意外に
読み応えがありました。実際の新聞記事を引用してるのでそれも理解に役立っています。
またさりげなく著者は新聞がインターネットに取って代わられることを否定しています。
それはインターネットだと検索して必要な情報を手に入れることが多く、筆者が主張
している関係性を満たすだけの記事を幅広く見る機会が減るからです。
個人的には同意です。
株式関連のことは解説していないので、その部分を知りたい人はご注意を。



