朝霧高原―風と暮らす
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田舎暮らしの”優しさ”や”厳しさ”を描く |
「変えたい!飛びたい!やりたい!」
山村さん独特の話し言葉を中心に書かれ、読みやすい。
父親の仕事柄、年に一度の割合で転居を繰り返してきたという山村さん。まるで、ラリーを走るように、生きる場所を移動する「土地に縛られない生活」。そんな山村さんにとって、今日まで10年間を過ごす”朝霧高原”との出会いはさぞかし衝撃的なものだったのだろう。
本書の中には、田舎暮らしの心得が書かれたコラムも数々登場する。田舎暮らしの理想と現実。自然と向き合うことの厳しさや優しさが手に取るようにわかる。自然暮らしは面倒くさい。しかし、それをかんがみても田舎暮らしは楽しい。…そんなメッセージが伝わってくる。
富士山の麓・朝霧高原に暮らして10年。山村さんが大自然の中で見つけたものは、”新しい自分”なのかもしれない。

