教育ルネサンス 教師力
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今、日本で何が起こっているか |
日本の教育に、たしかに模索が始まっている。それも、現場で教育にあたる人たちが発想した、自発的な動きである。これは、現場取材以外に知る方法がない。それを、新聞社が現場取材してまとめてくれた。とくに私塾のところがおもしろい。講師を「大きい声で、きびきび行動」と鍛える体育会流の塾チェーン、理科実験や創作を重視する塾、個別指導に特化していく塾など、が紹介されている。学校だけでなく、教員養成大学、自治体、私塾などの動きも追っているのがよい。この本は特に方向性を出さず事実の紹介に徹しているが、それが識見だと思う。
新聞記者たちが書いているだけあって、文章は読みやすい。今、教育の方向性を模索する自治体関係者、日本の教育に何が起こっているかを知りたい一般の人たちなどに必読である。

