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憲法改正―読売試案2004年

憲法改正―読売試案2004年 人気ランキング : 312072位
定価 : ¥ 3,780
販売元 : 中央公論新社
発売日 : 2004-08
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 3,780
日本の憲法だから日本の殻に閉じこもってけっこう

憲法を改正しようというのは日本の国を自分で動かすという民主主義に沿ったものである。
だから日本の殻に閉じこもっていてよい。
国連憲章ではないのだから日本に即したものでよい。
万国共通なんてものなら作らなくてよい。
新聞社が国民に対し案を提示してるのが意義のあることである。
問題があろうがなかろうが一読に値する。

日本という狭い枠の中に閉じこもった憲法改正案

2004年5月3日に読売新聞紙上に発表された読売新聞社憲法改正2004年試案の解説書である。しかし、内容面では、発行部数世界一の新聞社が書くよう内容とは思えなかった。一例を挙げると、読売試案の前文に「民族の長い歴史と伝統を受け継ぎ」という表現があるが、その一方で、国家と個人を対立させるべきではないとして、ジョン・ロック流の自然法的社会契約説を排除し、「個人の自律」の概念を採用しようとする。しかし、ジョン・ロックの理論は、アメリカ独立宣言などに重大な影響を与えており、簡単に排除すべきでなく、「人類の長い歴史と伝統」として受け継がなければならないであろう。これとは別のところで、高校生が自分という狭い枠の中に閉じこもった個人として書かれているが、この改正試案こそ日本という狭い枠の中に閉じこもった改正案といえよう。そのほかにも、憲法の勉強をしたことのある人にとっては噴飯物の記述が続出しており、はっきりいって読むに値しない。

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